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2021 8 6

熱中症対策・夏バテ予防には甘酒を 

みなさんこんにちは

とにかく暑い毎日です。水分補給はしっかりできていますか?

夏になると、ビールやスポーツドリンク、炭酸飲料やアイスコーヒーなどをついつい飲んでしまいがちです。しかしこれらの飲み物達、気を付けないと逆に脱水症状になったり糖分の摂りすぎで体に余計な負担をかけてしまっている可能性があり、要注意です!

熱中症予防には、ノンカフェインの飲み物の他、甘酒がいい、と聞いたことがありませんか?

なぜ甘酒がいいかというと

「水分」「塩分」「糖分」

これらの栄養素をしっかり含んでいるからです。

水分補給が熱中症予防に不可欠

熱中症にかかってしまう理由は、「水分が足りなくなり体をうまく冷やせなくなるから」です。

甘酒にはもちろん水がありますから、水分補給ができます。

私たちの体の半分は水分でできているのはご存じですよね、私たちは一日に2.5Lもの水を体の外に出してしまっています。

サッカーを1試合すると約2000ml、散歩や通勤だけでも200mlほどの水分が失われるんです!!

なので、食べ物や飲み物からたくさんの水分を得なければいけないのです。

そして今の時期はたくさん汗をかいています

汗は蒸発するときに、皮膚から熱を奪うので、体温を下げるために大事なこと。

しかし、体から汗が出て行き続けると、その分だけ体の潤いが減ってしまいます。

数パーセント少なくなるだけでも、体がうまく働かなくなるといわれていますから、汗を大量にかきすぎると大変なことになります。

例えば、頭痛やだるさ、吐き気が熱中症の一般的な症状ですが、最悪の場合は臓器に異常が起きて、死に至る病気でもあります

 

他にも血液がめぐって体を冷やす働きもあるのですが、こちらも水が足りなくなればできなくなってしまいます。

水が何よりも大事なわけがおわかりでしょうか?ぜひ、こまめに飲むようにしましょう。

②塩分が適度に含まれている

先ほどは大事な水分のお話でしたが、塩分も同じように大切です。

夏になると塩飴を買うかたも多いですね。梅干しが熱中症予防にいいと聞いたこともあります。

塩分は汗をかくと、水と一緒に体の外に行ってしまうのです。

だから塩分補給も大事なのですが、じつは、甘酒には塩分がちょうどいい量含まれているんですよ。

ちなみに、塩分が大事なのは、体内の塩分濃度をずっと同じにする必要があるからです。

そうしないと、バランスが崩れて、体がうまく動かなくなってしまいます。

その結果起きるのが、筋肉のけいれんなど様々な熱中症の症状です。

熱中症対策にぜひお気に入りのお塩を見つけてみて下さい。

③糖分は水分補給を助け、エネルギー源になる

甘酒って、やさしい味でおいしいですよね。

これはお米のでんぷんからできた、ブドウ糖の甘味です。

熱中症予防のための糖分の役割は、水分の吸収を早めることです。

糖が腸で吸収されるときに、水分も効率がよく吸収されると考えられています。

しかも、甘酒に含まれているブドウ糖は、一般的な砂糖に比べて吸収がしやすいとされています。

 

そして、エネルギー源としても糖分が重要です。

これは、熱中症そのものというよりも夏バテ対策や、暑さに負けない体力づくりに必要になってきます。

④甘酒にはアミノ酸が豊富、熱中症対策と疲労回復に効果的

アミノ酸は、筋肉や皮膚、あらゆる臓器など、私たちの体を形作っているタンパク質の材料です。

そして、甘酒にはこれらの必須アミノ酸がバランスよく含まれているのです。

必須アミノ酸の代表的な効果は、3つです。

  1. 体の疲労回復
  2. 筋肉の負担軽減
  3. 血管を広げる

暑い日差しにつかれた体と筋肉をいやしてくれるだけではなく、血管が広がることで血流をよくすることも期待できます。

そうなれば、体温調節もスムーズに行うことができるでしょう。

1日のオススメは200ml、だいたい大きめのコップ一杯くらいになります。

甘酒はすごい飲み物だと思いませんか?

甘酒がなくても、良質な水分、塩分、糖分を補給していれば、夏バテ、熱中症なんてこわくありません!

オリンピック観戦をしながらジュースやアルコールの方、時には甘酒にしてみてはいかがでしょう。